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書物 · WORK

十二支考じゅうにしこう

『太陽』連載の連作

大正三年(一九一四)から昭和初年にかけて博文館の総合雑誌『太陽』に断続的に連載された、十二支に因む動物の民俗を世界諸文化から横断的に集めた南方熊楠の連作である。中国典籍・インドの伝承・ヨーロッパの民間信仰・日本各地の俗説を一つの動物のもとに並列し、注も本文と同等の比重で展開する独特の構成は、熊楠の博覧と比較民俗学の方法を最もよく示す代表作とされる。

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