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概念 · CONCEPT

史伝主義しでんしゅぎ

晩年三部作の様式

明治末から大正期の鴎外が乃木希典殉死を機に深めた、江戸末期の医者・考証家の生涯を一次資料で丹念に再構成する晩年の様式である。『澀江抽齋』『伊澤蘭軒』『北條霞亭』の三部作に結晶し、私小説とも歴史小説とも異なる日本近代散文の独自領域として後世に大きな影響を残した。

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