孫文·1866–1925·中国(清末〜民国)
「革命はいまだ成功せず、同志は須らく努力せよ」
この言葉の背景
1925年3月11日、北京の鉄獅子胡同で胆癌に倒れた孫文が、翌日の死を目前に汪兆銘らに口述させた政治遺書のなかの一句である。辛亥革命から14年、中華民国は軍閥の分立と北伐前夜の混乱のただなかにあった。三民主義を掲げて帝制を倒したあとも、民権も民生も約束どおりには届かなかった。自らの仕事を「成功」と呼ばず、未完の事業として同志に手渡す声が置かれている。
出典と確認メモ
1件- 出典二次資料で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 遺言(1925年3月11日、北京)
一次資料を開く孫中山先生与宋慶齢基金会 (公式財団) 国事遺嘱全文。1925年3月11日北京署名、汪精衛筆録、宋子文ら9名証明