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最澄(伝教大師)·767–822·日本

径寸十枚、是れ国宝に非ず。一隅を照らす、此れ則ち国宝なり

最澄『山家学生式』冒頭「天台法華宗年分学生式」(弘仁9年、818年)、延暦寺蔵の最澄自筆本は国宝指定

この言葉の背景

弘仁9年(818)、比叡山で独自の大乗戒壇設立を願い出る直前の最澄52歳が、天台宗の若き修行僧の養成方針として嵯峨天皇に奉った『山家学生式』冒頭の一節である。径一寸の玉石を十枚並べても国の宝にはならない、一つの隅を照らす者がいるならその人こそ国の宝だ ― 派手な才覚や金銀ではなく、誰も見ていない場所で地味な責務を果たし続ける人を国家の骨格と見る価値観を、奈良仏教の寺院体制への抵抗のなかで書きつけた。南都六宗への独立闘争の精神的支えとなり、延暦寺蔵の最澄自筆本は現在国宝に指定されている。

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  • 文脈二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: 語そのものは『大般涅槃経』に由来するが、最澄は『法華経』方便品の一乗思想と重ねて繰り返し引いた。南都法相宗の徳一は五性各別を掲げて「仏となる性を生まれつき欠く者もある」と退け、両者は晩年まで三一権実論...

  • 引用一次資料で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: 径寸十枚、是れ国宝に非ず。一隅を照らす、此れ則ち国宝なり

    一次資料を開く比叡山延暦寺所蔵『天台法華宗年分縁起』(最澄自筆草稿) は国宝指定 (古文書部)。山家学生式の最も信頼できる primary text を含む。philogly...

  • 抜粋原典で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: 一切衆生、悉有仏性

  • 抜粋原典で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: 一切衆生、悉有仏性。

  • 出典二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: saicho.mdx pullsource '『法華経』方便品 (最澄が一乗思想の核として繰り返し引用)' は出典表記として factual に問題あり — '一切衆生悉有仏性' という定式は『大般涅...

  • 出典二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: 『法華経』方便品 (最澄が一乗思想の核として繰り返し引用)

  • 出典原典で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: quotes.ts saicho-1.source '『大般涅槃経』師子吼品に由来する句 (最澄は『法華経』方便品の一乗思想と重ねて繰り返し引用)' は出典記法として正確。'一切衆生悉有仏性' の原典...

最澄(伝教大師)の別の一句