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本居宣長·1730–1801·日本

物のあはれを知るといふ事、すべて何事にまれ、身にふれ心にあたるにつきて、その事その物の心をわきまへ知る、これ物のあはれを知る也

本居宣長『紫文要領』下巻(宝暦13年、1763年成)および『源氏物語玉の小櫛』二の巻「物の哀れを知るといふ事」(寛政11年、1799年成)

この言葉の背景

宝暦13年(1763)の草稿『紫文要領』で初めて定式化され、寛政11年(1799)の『源氏物語玉の小櫛』第二巻で整理された「物のあはれを知る」論の核心句である。物や事の固有の心に出会ったときに胸が動くその働きを、勧善懲悪の儒仏解釈に対して文学の核に据え直した。『古事記伝』の厳しい考証の筆と同じ人が書いた、日本文学論の出発点にして到達点の一節。

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  • 著作原典で確認済み研究上論争あり

    研究上論争あり: 寛政2年(1790)、61歳の本居宣長が松阪の鈴屋で描かれた自画像の賛として自ら記した歌。『古事記伝』の執筆も終盤に入った晩年、宣長は大和心を理屈で説くのではなく、朝日に照らされて静かに香る山桜の姿に...

  • 抜粋一次資料で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: 敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花。

  • 抜粋一次資料で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: 敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花

  • 出典一次資料で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: 宣長自詠(寛政2年、61歳の自画像に記す)

  • 要旨訳原典で確認済み要旨訳

    要旨訳: 物のあはれを知るといふ事、すべて何事にまれ、身にふれ心にあたるにつきて、その事その物の心をわきまへ知る、これ物のあはれを知る也

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本居宣長の別の一句