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メルロ=ポンティ·1908–1961·フランス

世界は私が考えるものではなく、私が生きるものである

『知覚の現象学』序文(1945)

この言葉の背景

1945年、パリ解放直後に刊行された『知覚の現象学』序文の一節。メルロ=ポンティはデカルト以来の「考える私」から世界へと下りる筋道を反転させ、身体で世界のなかにすでに住みついている私の側から哲学をはじめた。机や空や他人の顔は、私が概念で組み立てる像ではなく、息をし歩きふれるうちに開かれてくる厚みだという。知を身体から切り離さず、生きる営みそのものを現象学の主題に据え直した出発点である。

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メルロ=ポンティの別の一句