ヒルデガルト·1098–1179·中世ドイツ
「私は一陣の風、小さな羽根、神の息に支えられて漂うもの」
この言葉の背景
1141年、40代半ばで長年封じてきた幻視を書き記すよう命じられたヒルデガルトが、『シヴィアス(道を知れ)』を書き始めた頃の自己規定として伝わる一節で、同形の句は同時期の書簡にも現れる。ルペルツベルクの修道院長として女子修道院を束ね、医書と聖歌と造語文字まで残したこの才人は、自分を偉大な預言者ではなく、神の息に運ばれる小さな羽根と位置づけた。能力を自負しないのではなく、能力そのものを預かりものとして扱う中世の謙遜の語り口。
出典と確認メモ
6件- 抜粋伝承として記録伝承
伝承: 私は一陣の風、小さな羽根、神の息に支えられて漂うもの
一次資料を開くHildegard 書簡集英訳の標準学術版。'feather on the breath of God' 表現は書簡集の中心的 motif ではなく、Vita ...
- 抜粋伝承として記録伝承
伝承: 私は一陣の風、小さな羽根、神の息に支えられて漂うもの。
一次資料を開くHildegard 書簡集英訳定本。'feather on breath of God' は書簡集の代表的フレーズではない、Vita 系帰属が学術 consen...
- 出典伝承として記録伝承
伝承: hildegard.mdx pullsource は『ヒルデガルト書簡集より』ではなく、『ヒルデガルト伝』自伝断片にもとづく伝承句として表示するのが適切である。
一次資料を開く書簡集英訳定本。索引/目次レベルで 'feather' 'breath of God' 表現は中心 motif ではない
- 出典伝承として記録伝承
伝承: hildegard.mdx pullsource は『シヴィアス』第一部本体ではなく、『シヴィアス』序(プロテスティフィカチオ)および『ヒルデガルト伝』自伝断片にまたがる伝承として表示するのが適切であ...
一次資料を開くCorpus Christianorum Continuatio Mediaevalis 43/43A。Scivias 学術校訂定本。Protestificat...
- 出典伝承として記録伝承
伝承: hildegard.mdx pullsource は『ヒルデガルト書簡集より』から『『ヒルデガルト伝(Vita Sanctae Hildegardis)』本人自伝断片より』に書き換え済 (orches...
一次資料を開くCorpus Christianorum Continuatio Mediaevalis 126。Theoderic of Echternach 編 Vita ...
- 引用一次資料で確認済み要旨訳
要旨訳: おお、太陽に根を下ろす最も気高き緑の力よ。