アッシジのフランチェスコ·1181/82–1226·イタリア
「至高にして全能なる善き主よ ― 讃え、栄光、誉れ、あらゆる祝福はあなたのもの」
この言葉の背景
1224-25年冬、聖痕を受けた後の病と視力低下に苦しむフランチェスコが、サン・ダミアーノ修道院の掘立小屋で歯の痛みとハエの群れに悩まされながら、ウンブリア語で口述したとされる被造物讃歌の冒頭。ラテン語ではなく俗語イタリア語で書かれた最古の文学作品の一つであり、のちのイタリア語文学の源流となった。太陽兄弟、月姉妹、風兄弟、水姉妹 ― すべての被造物を家族として呼びかける構造は、自然を道具としてではなく共同体の一員として扱う中世神学の最深の到達である。
出典と確認メモ
7件- 文脈伝承として記録伝承
伝承: 伝説では、フランチェスコは火の試練を提案し(聖書と預言の双方が通らない火の試練で、どちらの信仰が真かを示そう、と)、スルターンは感銘を受けて彼を丁重に送り返した、と伝わる。史実としてこの対話の詳細は定...
一次資料を開くBonaventura Legenda Maior IX.7-8 (1263) で火の試練 (ordeal by fire) 提案を詳述。Bonaventura...
- 文脈二次資料で確認済み要旨訳
要旨訳: アッシジの富裕な織物商の家を捨て、十字軍の時代にスルタンの前へ素手で歩み出し、小鳥と太陽に兄弟姉妹の名で呼びかけたフランチェスコ(1181/82-1226)の精神を、第一次大戦下の 1912 年フラン...
- 文脈二次資料で確認済み要旨訳
要旨訳: アッシジの富裕な織物商の家を捨て、十字軍の時代にスルタンの前へ素手で歩み出し、小鳥と太陽に兄弟姉妹の名で呼びかけたフランチェスコ (1181/82-1226) の精神を、第一次大戦前夜の 1912 年...
- 出典伝承として記録伝承
伝承: 聖フランチェスコの平和の祈り(伝承、20世紀編集)
- 抜粋伝承として記録伝承
伝承: 主よ、私を平和の道具にしてください――憎しみのあるところに愛を、争いのあるところに赦しを
- 抜粋伝承として記録伝承
伝承: 主よ、私を平和の道具にしてください――憎しみのあるところに愛を、争いのあるところに赦しを。
- 引用原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 至高にして全能なる善き主よ ― 讃え、栄光、誉れ、あらゆる祝福はあなたのもの
一次資料を開くPope Francis Laudato Si' (2015) 冒頭で Cantico delle Creature を引用。Vatican.va 公式 att...