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ボッカッチョ·1313–1375·ルネサンス期イタリア(前期)

人の本性は、悲しみへ押し流されるままに沈むことなく、悲しみの後ろに来る小さな光を見つけて、なお話しつづけることにある

『デカメロン(Decameron)』第1日序文(1348-53年執筆)冒頭、ペスト禍下のフィレンツェを語る導入の趣旨の邦語意訳

この言葉の背景

1348年夏、フィレンツェ人口の半ばが黒死病で失われ、ボッカッチョ自身も父と義母を続けて亡くした翌年から書き継がれた枠物語の序文。7人の若い女性と3人の男性が郊外の別荘へ逃れ、10日間・100篇の物語を交互に語ってゆく構えを立てるために置かれた一文の趣旨を凝縮した。街の機能も葬儀も崩れ、親が子を看取らぬまま埋められていく光景のただなかで、人の本性を「沈まずに話しつづける力」と呼び直した、トスカーナ俗語散文の始点に近い声。

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  • 解釈二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: 1348年夏、フィレンツェ人口の半ばが黒死病で失われ、ボッカッチョ自身も父と義母を続けて亡くした翌年から書き継がれた枠物語の序文。7人の若い女性と3人の男性が郊外の別荘へ逃れ、10日間・100篇の物語...

    一次資料を開くDecameron Giornata Prima Introduzione 冒頭: 'Dico adunque che già erano gli anni d...

  • 出典二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: 『デカメロン』序文(1351年頃、ペスト禍のフィレンツェを描く枠物語の導入、大意)

    一次資料を開くBerlin Staatsbibliothek デジタル化された Boccaccio 自筆 Decameron 写本 (Hamilton 90)。Branca ...

  • 抜粋解釈として提示要旨訳

    要旨訳: 人の本性は、悲しみへ押し流されるままに沈むことなく、悲しみの後ろに来る小さな光を見つけて、なお話しつづけることにある。

    一次資料を開くDecameron Proemio 冒頭。『Umana cosa è l'avere compassione degli afflitti』(苦しむ者に共感を抱...

  • 出典二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: 『デカメロン(Decameron)』第1日序文(1348-53年執筆)冒頭、ペスト禍下のフィレンツェを語る導入の趣旨の邦語意訳

    一次資料を開くDecameron Giornata Prima (第 1 日) は Proemio (序文) + Introduzione (序章) で構成。philogly...

ボッカッチョの別の一句