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アヴィセンナ(イブン・スィーナー)·980頃–1037·中世ペルシア/イスラム圏

無知なる医師は、死の副官である

『医学典範(Al-Qānūn fī al-Ṭibb)』への伝承的帰属。11世紀前半、イブン・スィーナーの臨床観を伝える警句として流布

この言葉の背景

ブワイフ朝およびカクワイフ朝の宮廷医として昼は診察、夜は弟子たちに口述で書を残したイブン・スィーナーの臨床観を凝縮した警句で、『医学典範』の余白注や後代の医学伝承を経て流布した。本人の直筆著作で一字一句の確定はされていないため伝承句として扱うのが安全だが、原因を知らずに投薬する医師が患者を害することを繰り返し論じた『典範』全体の姿勢と合致する。医学を経験的な手当てから原因の学へ引き上げようとした、中世イスラム医学の姿勢を一行に畳んだ句である。

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  • 文脈伝承として記録伝承

    伝承: ブワイフ朝およびカクワイフ朝の宮廷医として昼は診察、夜は弟子たちに口述で書を残したイブン・スィーナーの臨床観を凝縮した警句で、『医学典範』の余白注や後代の医学伝承を経て流布した。本人の直筆著作で一字一...

    一次資料を開くBodleian 所蔵 Canon 写本資料。Avicenna 原典の物質的伝承

  • 文脈伝承として記録伝承

    伝承: avicenna-2.context: Buyid (ブワイフ朝) およびKakuyid (カクワイフ朝) の宮廷医として昼は診察、夜は弟子たちに口述で書を残した Ibn Sīnā (Avicenna...

  • 文脈伝承として記録伝承

    伝承: ブワイフ朝およびカクワイフ朝の宮廷医として昼は診察、夜は弟子たちに口述で書を残したイブン・スィーナーの臨床観を凝縮した警句で、『医学典範 (al-Qānūn fī al-Ṭibb)』の余白注や後代の医...

  • 解釈二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: ブワイフ朝の宮廷医兼宰相として昼は政務、深夜に哲学書を書き続けたイブン・スィーナーが『治癒の書』魂篇に置いた思考実験の要旨。感覚も身体もすべて遮断され空中に浮かんだ状態を仮に想像しても、それでも自分が...

  • 出典原典で確認済み要旨訳

    要旨訳: 『治癒の書(Kitāb al-Shifāʾ)』魂について、通称「飛ぶ人(Flying Man)の論証」(11世紀前半、大意)

アヴィセンナ(イブン・スィーナー)の別の一句