書物 · WORK
『それから』それから
前期三部作の第二作
明治四十二年(一九〇九年)六月から朝日新聞に連載された前期三部作の第二作で、高等遊民である長井代助が、かつて友人平岡に譲った三千代への愛を取り戻す決断を描いた。社会の道徳と自然の感情のあいだで姦通を選び取る代助の覚悟は、近代個人主義の代償を漱石が初めて正面から問うた作品である。
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前期三部作の第二作
明治四十二年(一九〇九年)六月から朝日新聞に連載された前期三部作の第二作で、高等遊民である長井代助が、かつて友人平岡に譲った三千代への愛を取り戻す決断を描いた。社会の道徳と自然の感情のあいだで姦通を選び取る代助の覚悟は、近代個人主義の代償を漱石が初めて正面から問うた作品である。