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概念 · CONCEPT

修善寺の大患しゅぜんじのたいかん

明治43年の臨死体験

明治四十三年(一九一〇年)八月、胃潰瘍の療養で滞在していた伊豆修善寺温泉菊屋旅館で大量の吐血を起こし、約三十分の心拍停止状態に陥った漱石の臨死体験を指す。生還後の漱石は『彼岸過迄』『行人』『こゝろ』など人間の罪と孤独を執拗に掘り下げる後期三部作へと作風を深めていった。

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