書物 · WORK
『明暗』めいあん
未完の最後の長編
大正五年(一九一六年)五月から朝日新聞に連載された漱石最後の長編で、新婚の津田と妻お延の心理的駆け引きを軸に、近代家族のなかの自我と他者を執拗に描いた。十二月九日の漱石の死により第百八十八回で未完に終わったが、それまでの達成を凝縮した方法的小説と評価される。
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未完の最後の長編
大正五年(一九一六年)五月から朝日新聞に連載された漱石最後の長編で、新婚の津田と妻お延の心理的駆け引きを軸に、近代家族のなかの自我と他者を執拗に描いた。十二月九日の漱石の死により第百八十八回で未完に終わったが、それまでの達成を凝縮した方法的小説と評価される。