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概念 · CONCEPT

充足論的贖罪説じゅうそくろんてきしょくざいせつ

神人キリストによる償い

アンセルムスが『クール・デウス・ホモ』で提示した贖罪論で、人の罪は無限の神への侮辱ゆえ有限な人では償えぬが償うのは罪を犯した者でなければならぬ、と論じる立場である。ゆえに人でありかつ神である神人キリストの自己奉献のみが世界の秩序を回復しうるとされ、ラテン神学の贖罪論の主流として十三世紀以降に定着した。

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