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書物 · WORK

『お伽草紙』おとぎぞうし

民話の戦中翻案

昭和20年(1945年)10月、空襲下の甲府疎開先で書かれた民話翻案集で、浦島太郎・カチカチ山・舌切雀・瘤取りの四篇を深い皮肉と哀愁を込めて再話した。空襲警報の夜に防空壕の中でも書き継がれたと伝えられ、戦時下の文学として太宰の特異な位置を示す一冊となった。

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