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概念 · CONCEPT

否定弁証法ひていべんしょうほう

否定の否定を拒む思考

ヘーゲル弁証法の総合と同一性を拒み、概念が対象を汲み尽くせない残余に踏みとどまる思考の姿勢を指す。1966年の同名主著でアドルノは『ミニマ・モラリア』の「全体は偽である」を引き継ぎ、非同一的なものを救い出すことを弁証法の残された仕事と位置づけた。

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