書物 · WORK
茅屋為秋風所破歌ぼうおくしゅうふうのためにやぶらるるうた
草堂時代の社会詩
上元2年(761年)、成都浣花草堂の茅葺き屋根が秋風に吹き飛ばされた夜の困窮を詠んだ歌行で、雨漏りと冷気に眠れぬ我が身から想像力を社会へと反転させる。「安得広厦千万間、大庇天下寒士倶歓顔」の一節は、自分の苦しみから天下の寒士の笑顔へ視野を広げる杜甫の倫理を端的に示す。
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草堂時代の社会詩
上元2年(761年)、成都浣花草堂の茅葺き屋根が秋風に吹き飛ばされた夜の困窮を詠んだ歌行で、雨漏りと冷気に眠れぬ我が身から想像力を社会へと反転させる。「安得広厦千万間、大庇天下寒士倶歓顔」の一節は、自分の苦しみから天下の寒士の笑顔へ視野を広げる杜甫の倫理を端的に示す。