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概念 · CONCEPT

ケノン(空虚)ケノン

運動を成り立たせる場

パルメニデスが「在らぬもの」として退けた虚を、原子が動く余地として敢えて実在と認めた原子論の一手である。空虚なしには原子は動き得ず、運動と多をパルメニデス流の論理に抗して救い出す道として、原子と並ぶもう一方の実在に据えられた。

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