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概念 · CONCEPT

昭和天皇神島御進講(1929)しょうわてんのうかしまごしんこう

艦上の粘菌講義

昭和四年(一九二九)六月一日、南紀行幸で戦艦長門が田辺湾に停泊した際、南方熊楠(六十二歳)が神島で天覧の案内を務めたのち御召艦長門の艦上で昭和天皇に粘菌と田辺湾の自然史について行った進講を指す。粘菌標本百十種を桐箱(キャラメルの空箱とも伝わる)に収めて献上したことが知られ、在野の博物学者の生涯における最大の公的栄誉となった。

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