孫子(孫武)·BC545頃–BC470頃·古代中国
「彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば、百戦して殆(あや)うからず」
この言葉の背景
『孫子』謀攻篇の結びに近い、もっとも広く流布した名句である。続けて「彼を知らず己を知れば、一勝一負。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし」と三段で書かれる。敵情の諜報と、自己の兵数・士気・補給の正確な把握の両方が揃って初めて戦は安全になる、という二千五百年前の当たり前を言い切った一行である。戦場を超えて、交渉・経営・人事の判断原理としても東アジアでもっとも引かれ続ける兵法書の芯の言葉。
出典と確認メモ
5件- 文脈原典で確認済み原典確認済み
原典確認済み: 春秋末、呉王闔閭に仕えた孫武の兵法書『孫子』謀攻篇の核心句である。百戦百勝はなお次善、最善は戦わずして屈服させること ― 勝利そのものを兵法の目的から外し、戦の手前にある外交・諜報・威容の設計にこそ将...
一次資料を開くChinese Text Project canonical 電子原典。『孫子』謀攻篇 '百戰百勝、非善之善者也。不戰而屈人之兵、善之善者也' verbatim...
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定本確認済み: 百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり
一次資料を開くChinese Text Project (ctext.org) 『孫子』謀攻篇電子原典。原文確認: '百戰百勝、非善之善者也;不戰而屈人之兵、善之善者也' W...
- 抜粋原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 百戦百勝は善の善なる者に非ざるなり。戦わずして人の兵を屈するは善の善なる者なり。
一次資料を開くChinese Text Project 『孫子』謀攻篇。'百戰百勝、非善之善者也;不戰而屈人之兵、善之善者也' を canonical 確定。philogly...
- 出典二次資料で確認済み研究上論争あり
研究上論争あり: sunzi.mdx frontmatter pullsource 「『孫子』謀攻篇」 は『孫子兵法』第三篇 (謀攻) の典拠表記。孫武 (春秋時代、紀元前6-5世紀) 著、現存最古版本は銀雀山漢墓竹簡...
- 引用原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: quotes.ts sunzi-2.text 「彼(かれ)を知り己(おのれ)を知れば、百戦して殆(あや)うからず」 は『孫子』謀攻篇「故曰、知彼知己者、百戰不殆」の書き下し文 (日本語訓読)。Pers...