ショーペンハウアー·1788–1860·ドイツ
「世界は私の表象である」
この言葉の背景
1818年、ドレスデンで脱稿した主著『意志と表象としての世界』の書き出し。「これはどんな生きものにも当てはまる真理である」と続ける一文で、カントの超越論的観念論をインドのヴェーダーンタとすり合わせながら、全体系の出発点に据えた命題である。見られる世界のすべては主観の側の表象としてしか成立しないが、それに尽きない「意志」が世界の裏側で盲目に蠢く ― 二つの顔で世界を読み解く四巻構成の骨格が、この短い一行から起動する。
出典と確認メモ
5件- 思想二次資料で確認済み研究上論争あり
研究上論争あり: 1818年初版の『意志と表象としての世界』第4巻、意志の肯定と否定を論じる章で示された人生観。ショーペンハウアーは生を、欠乏からの苦しみと、充足のあとに来る退屈との間の往復として描いた。厭世の気分では...
- 抜粋原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 人生は、苦しみと退屈の間を振り子のように行き来する。
一次資料を開くErster Band §57 Pendel 比喩 'Sein Leben schwingt also, gleich einem Pendel...zwisc...
- 抜粋原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 人生は、苦しみと退屈の間を振り子のように行き来する
一次資料を開くErster Band 第IV書 §57: 'Sein Leben schwingt also, gleich einem Pendel, hin und he...
- 出典原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: schopenhauer.mdx pullsource 「『意志と表象としての世界』第4巻」は、Die Welt als Wille und Vorstellung Erster Band 内の Vi...
一次資料を開くErster Band は Erstes Buch (§§1-16, 認識論) / Zweites Buch (§§17-29, 意志論) / Drittes ...
- 引用原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 世界は私の表象である
一次資料を開く§1 第I書 開幕: 'Die Welt ist meine Vorstellung: – dies ist die Wahrheit, welche in B...