孟子·BC372頃–BC289頃·古代中国
「惻隠の心、人皆これ有り。羞悪の心、人皆これ有り。辞譲の心、人皆これ有り。是非の心、人皆これ有り」
この言葉の背景
公孫丑の問いに答えた章で、孟子は「幼子が井戸に落ちかける一瞬、人は名誉や報酬を思う前に手が動く」と例を引く。そこに惻隠・羞悪・辞譲・是非という四つの端緒が覗くのだという。性善は高みからの宣言ではなく、咄嗟の身体に残るささやかな動揺を拾い上げる論である。覇道の力学のただなかで、この芽を粗末にしないことが王道の足場とされた。
出典と確認メモ
6件- 引用一次資料で確認済み原典確認済み
原典確認済み: 天の将に大任を是の人に降さんとするや、必ず先づ其の心志を苦しめ、其の筋骨を労し、其の体膚を餓しめ、其の身を空乏にし、行ひ其の為す所に払乱せしむ
一次資料を開く告子章句下 第 15 節 (ctext Section 35) verbatim: '孟子曰:舜發於畎畝之中,傅說舉於版築之閒,膠鬲舉於魚鹽之中,管夷吾舉於士,...
- 抜粋原典で確認済み要旨訳
要旨訳: 惻隠の心、人皆これ有り。羞悪の心、人皆これ有り。辞譲の心、人皆これ有り。是非の心、人皆これ有り。
一次資料を開く告子上 第6章: 『惻隱之心、人皆有之;羞惡之心、人皆有之;恭敬之心、人皆有之;是非之心、人皆有之』。文型『〜の心、人皆これ有り』 (人皆有之) は本章の文体。...
- 引用一次資料で確認済み原典確認済み
原典確認済み: 民を貴しと為し、社稷これに次ぎ、君を軽しと為す
一次資料を開く盡心章句下 第 14 節 verbatim: '孟子曰:民為貴,社稷次之,君為輕。是故得乎丘民而為天子,得乎天子為諸侯,得乎諸侯為大夫。' (WebFetch ...
- 抜粋原典で確認済み要旨訳
要旨訳: 惻隠の心、人皆これ有り。羞悪の心、人皆これ有り。辞譲の心、人皆これ有り。是非の心、人皆これ有り
一次資料を開く孟子・告子上 第6章: 『惻隱之心、人皆有之;羞惡之心、人皆有之;恭敬之心、人皆有之;是非之心、人皆有之。惻隱之心、仁也;羞惡之心、義也;恭敬之心、禮也;是非之...
- 出典原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: mencius.mdx pullsource 『『孟子』公孫丑上(四端の章)』 — 出典 attribution の reference_quality 評価。公孫丑上 (Gongsun Chou S...
一次資料を開く孟子・公孫丑上 第6章 (the 'Four Sprouts' chapter): 『惻隱之心、仁之端也;羞惡之心、義之端也;辭讓之心、禮之端也;是非之心、智之...
- 思想一次資料で確認済み要旨訳
要旨訳: 公孫丑の問いに答えた章で、孟子は「幼子が井戸に落ちかける一瞬、人は名誉や報酬を思う前に手が動く」と例を引く。そこに惻隠・羞悪・辞譲・是非という四つの端緒が覗くのだという。性善は高みからの宣言ではなく、...
一次資料を開く公孫丑章句上 canonical text。第六章「今人乍見孺子将入於井、皆有怵惕惻隠之心」+ 四端之説 確認