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ルクレティウス·BC99?–BC55?·古代ローマ

死は我々にとって何ものでもない。身体が散り散りになれば、もはや感じる我々が存在しないのだから

『物の本性について』第三巻 830行前後(大意)

この言葉の背景

共和政末期のローマ、紀元前1世紀半ばにラテン語の六歩格詩で綴られた『物の本性について』第三巻、死の恐怖を解きほぐす章の要約である。師とあおぐエピクロスの原子論を引きつつ、ルクレティウスは魂もまた原子の集まりにすぎず、身体が散れば感覚の主体そのものが消えると説いた。死後に自分が不幸であることはない ― 神や冥府への怯えから心を解き、生きている時間を静かに整え直すための、冷たい手を貸すような論法である。

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  • 文脈原典で確認済み定本確認済み

    定本確認済み: 共和政末期のローマ、紀元前1世紀半ばにラテン語の六歩格詩で綴られた『物の本性について』第三巻、死の恐怖を解きほぐす章の要約である。師とあおぐエピクロスの原子論を引きつつ、ルクレティウスは魂もまた原子の...

    一次資料を開くLucretius DRN Bk 3 ラテン語原文、Bailey ed. ベース。魂の物質性 (animus / anima 原子論) と死の恐怖を解く論法 (...

  • 出典校訂版で確認済み要旨訳

    要旨訳: 『物の本性について』第三巻 830行前後(大意)

    一次資料を開くDeufert 校訂は最新の Teubner 学術校訂版。Liber III, 830-869 における 'mors nihil ad nos' 論証は Bai...

  • 文脈原典で確認済み要旨訳

    要旨訳: ルクレティウス『物の本性について (De Rerum Natura)』第二巻 646-651 行前後の Epicurus 派神学要約箇所の趣旨。神は存在しないのではなく、原子世界のはざまの「中間界 (...

    一次資料を開くLucretius DRN II.646-651: 'omnis enim per se divum natura necessest / immortali ...

  • 引用本文原典で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: ゆえに、死は我々にとって何ものでもない。魂の本性が死を免れぬと理解するならば。過去の時間において我々がいなかったことに苦しまないように、未来の時間において我々がいなくなることにも苦しむ理由はない。

    一次資料を開くLiber III lines 830-831 'Nil igitur mors...' + lines 972-975 'respice item quam ...

  • 抜粋原典で確認済み原典確認済み

    原典確認済み: 死は我々にとって何ものでもない。身体が散り散りになれば、もはや感じる我々が存在しないのだから

    一次資料を開くLiber III line 830-831: 'Nil igitur mors est ad nos neque pertinet hilum, / quan...

  • 引用原典で確認済み定本確認済み

    定本確認済み: quotes.ts lucretius-2.text '神々がそもそも人間に関心をもつ、ということ自体が成り立たない。祝福された不死の者が、我々の苦労を気にする理由はないのだから' は Lucreti...

    一次資料を開くDe Rerum Natura 2.646-651: 'omnis enim per se divom natura necessest / inmortali...

ルクレティウスの別の一句