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李冰·BC3世紀·古代中国(蜀)

深淘灘、低作堰 ― 水路は深く浚え、堰は低く作れ。

都江堰の渠首に刻まれた「治水六字訣」(現存する石刻は明代以降、李冰の原語としての伝承)

この言葉の背景

紀元前3世紀、秦の蜀郡太守として赴任した李冰と息子二郎が、成都平原の水害と干ばつを同時に解くため岷江に築いた都江堰。魚嘴で内江と外江に水を分け、飛沙堰で土砂を洩らし、宝瓶口で平野へ灌漑する三位一体の設計思想を、後世が「六字訣」として現地の石刻に刻み伝えた句である。河底は深く保ち、堰は低く抑える ― 洪水を暴力で押し返さず、水の流れに沿って受け流すこの原則を貫いて、都江堰は2300年余りを休みなく機能している。

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