本文へスキップ
φPhiloGlyph

エピクテトス·50頃–135頃·古代ローマ(ギリシア出身)

物事には、我々の力の及ぶものと及ばないものがある

『提要(Enkheiridion)』第1章冒頭(2世紀初頭、弟子アリアノス筆記)

この言葉の背景

エピクテトス『提要』全53章の開巻一行目、書全体の屋台骨を置く命題である。意見・衝動・欲求・忌避 ― つまり自分の判断の領域は我々の力に属する。身体・財産・評判・官職 ― つまり外部から与えられるものは我々の力に属さない、と続く。奴隷出身でドミティアヌス帝の哲学者追放令に遭い、足を引きずりながらニコポリスで教えたこの哲学者の、実践倫理の入口にあたる一文で、のちマルクス・アウレリウスからキリスト教修道主義、現代の認知行動療法まで変奏され続ける古代ストア派の核心である。

Xで共有
7
  • 文脈原典で確認済み定本確認済み

    定本確認済み: quotes.ts epictetus-1.context (フリギア生まれ、ネロ宮廷エパフロディトスの奴隷、ストア派ムソニウス・ルフスに学ぶ、ドミティアヌス追放令でニコポリス移住、弟子アリアノスが筆...

    一次資料を開くEnchiridion Section V: 'Men are disturbed not by things, but by the views which ...

  • 人物情報二次資料で確認済み要旨訳

    要旨訳: 幼少期にローマに売られ、ネロ帝の秘書で解放奴隷のエパフロディトゥスの家に入った。エパフロディトゥスは後に皇帝の死の幇助者とされ、ドミティアヌス帝に処刑される人物である。エピクテトスは成人するまで彼の下...

    一次資料を開くNew Advent 公開英訳。Contra Celsum VII.53 で Celsus が伝える Epictetus 脚捻り episode の prima...

  • 解釈原典で確認済み要旨訳

    要旨訳: フリギア生まれ・解放奴隷としてローマでムソニウス・ルフスに学んだエピクテトスが、ドミティアヌス哲学者追放令でエペイロスのニコポリスに移り学塾を開き、弟子アリアノスが筆記した『語録』全四巻の教えを短く要...

    一次資料を開くGreek primary: 'Ταράσσει τοὺς ἀνθρώπους οὐ τὰ πράγματα, ἀλλὰ τὰ περὶ τῶν πραγμάτ...

  • 抜粋原典で確認済み定本確認済み

    定本確認済み: 存在するもののうち、あるものは我々の力の及ぶものであり、あるものは及ばぬものである。考えと衝動と欲望と嫌悪、要するに我々自身の活動は、力の及ぶもの。肉体・財産・評判・官職、要するに我々自身の活動でない...

    一次資料を開くMIT Classics 公式 digital。Encheiridion Ch.1 全文 (Carter 訳): 'Some things are in our...

  • 抜粋原典で確認済み定本確認済み

    定本確認済み: 人間を乱すのは事柄ではない、事柄についての考えである

    一次資料を開くMIT Classics Internet。Enchiridion Ch.5 (Carter 1758 英訳): 'Men are disturbed, not...

  • 出典原典で確認済み定本確認済み

    定本確認済み: epictetus.mdx pullsource '『提要』第5章' は Epictetus Encheiridion Chapter 5 (希: Tarassei tous anthrōpous o...

    一次資料を開くMIT Classics Internet 公式。Encheiridion Ch.5 'Men are disturbed, not by things, bu...

  • 引用原典で確認済み定本確認済み

    定本確認済み: 物事には、我々の力の及ぶものと及ばないものがある

    一次資料を開くMIT Classics Internet 公式 digital。Enchiridion Chapter 1 opening: 'Some things are...

エピクテトスの別の一句