概念 · CONCEPT
テレサ『自叙伝』一晩読了テレサじじょでんひとばんどくりょう
1921年夏の夜
1921年8月、コンラート=マルティウス家に滞在中のシュタインが書棚から取り上げたアビラのテレサ『自叙伝』を一晩で読み通し、朝に「これが真理だ」と呟いたと伝えられる出来事である。哲学的厳密さを手放さなかった彼女がスペイン神秘家の体験記述に現象学的な真の記述を見たという読解の事件で、翌年のカトリック改宗の決定的な転機となった。
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1921年夏の夜
1921年8月、コンラート=マルティウス家に滞在中のシュタインが書棚から取り上げたアビラのテレサ『自叙伝』を一晩で読み通し、朝に「これが真理だ」と呟いたと伝えられる出来事である。哲学的厳密さを手放さなかった彼女がスペイン神秘家の体験記述に現象学的な真の記述を見たという読解の事件で、翌年のカトリック改宗の決定的な転機となった。