書物 · WORK
法の哲学要綱ほうのてつがくようこう
人倫を論じた主著
1821年刊行、抽象法・道徳性・人倫の三段階を弁証法的に展開し、近代国家を自由の客観的実現として論じたベルリン時代の主著である。「理性的なものは現実的である」という序文の一節は、理想国家の設計図の提示でも既成秩序の追認でもなく、現実のうちに内在する理性を思想において把握せよとの要請だった。
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人倫を論じた主著
1821年刊行、抽象法・道徳性・人倫の三段階を弁証法的に展開し、近代国家を自由の客観的実現として論じたベルリン時代の主著である。「理性的なものは現実的である」という序文の一節は、理想国家の設計図の提示でも既成秩序の追認でもなく、現実のうちに内在する理性を思想において把握せよとの要請だった。