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概念 · CONCEPT

重力と恩寵じゅうりょくとおんちょう

二つの魂の運動

ヴェイユが遺稿ノートで反復した中心対概念で、自我・虚栄・報いを求める心など魂を下へ引く自動的な力を重力(pesanteur)と呼び、まれにしか訪れぬ上への運動すなわち神からの無償の働きを恩寵(grâce)と呼ぶ。重力に抗うのではなく真空(le vide)を受け入れて待つことが、恩寵の到来を可能にすると彼女は説いた。

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