書物 · WORK
『観滄海』かんそうかい
北征帰途の海景
建安12年(207年)、烏桓征討の帰途に碣石山から渤海を望んで詠まれた、組詩「歩出夏門行」中の四言楽府である。「日月の行くこと、其の中より出づるが若し」と海と日月をひとつの宇宙として捉え、戦塵の合間に立ち上がる雄渾な自然観が後の中国詩史の基準点となった。
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北征帰途の海景
建安12年(207年)、烏桓征討の帰途に碣石山から渤海を望んで詠まれた、組詩「歩出夏門行」中の四言楽府である。「日月の行くこと、其の中より出づるが若し」と海と日月をひとつの宇宙として捉え、戦塵の合間に立ち上がる雄渾な自然観が後の中国詩史の基準点となった。