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概念 · CONCEPT

脚気論争かっけろんそう

白米麦飯の医学論争

明治期の日本陸海軍を揺るがしたビタミンB1欠乏症の原因論争で、海軍軍医高木兼寛が経験的に麦飯食採用で罹患を激減させたのに対し、ドイツ細菌学に依拠する陸軍の鴎外らは細菌病因説と白米食を堅持した。日露戦争で陸軍は二十七万人余の脚気罹患・二万八千人近い死者を出し、軍医として鴎外の判断は近代医学史の負の遺産として今も議論される。

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