孔子·BC551–479·古代中国
「吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところに従って矩を踰えず」
この言葉の背景
『論語』為政篇の自伝的一節。魯の下級士族に生まれ、十四年の諸国遊説でも志を受け入れる君主に会えなかった孔子が、晩年に自身の歩みを六つの節目で振り返った言葉とされる。到達点を急がず、学に志してから心のままに振る舞っても度を外さなくなるまで五十五年。成熟を一夜の悟りではなく、時間をかけて骨身に染み込む仕事として描いたこの段階論は、のちに「而立」「不惑」「知命」といった人生の節目の言葉を東アジアへ残した。
出典と確認メモ
6件- 文脈伝承として記録伝承
伝承: confucius.mdx Chapter 4 段落: 衛では三たび滞在し、一時は召し抱えられた形にもなったが終に重用されず。宋では暗殺の危機に遭い、大木の下での礼の演習中に宋の司馬桓魋が木を倒して孔...
一次資料を開く『論語』述而第七 7.23 verbatim: 「子曰、天生德於予、桓魋其如予何」 (CTEXT canonical text、philoglyph 邦訳「天が...
- 場面二次資料で確認済み要旨訳
要旨訳: confucius.mdx Chapter 4 段落: 衛では三たび滞在し、一時は召し抱えられた形にもなったが、終に重用されることはなかった。宋では暗殺の危機に遭い、大木の下での礼の演習中に、宋の司馬...
一次資料を開くChinese Text Project『論語』述而篇 7.23 「子曰、天生德於予、桓魋其如予何」verbatim 古典中国語 canonical text ...
- 解釈一次資料で確認済み要旨訳
要旨訳: 弟子の子貢が「生涯をかけて守るに足る一語はありますか」と尋ねた場面への返答(『論語』衛霊公)。孔子は高邁な教義を掲げず、ただ自分の嫌がることを他人に向けないという所作をそのまま差し出した。仁を遠い理念...
一次資料を開く衛霊公第十五 該当章 ID n4351 で '子貢問曰:「有一言而可以終身行之者乎?」子曰:「其恕乎!己所不欲,勿施於人。」' 原文 + Legge 英訳 'Z...
- 引用本文原典で確認済み要旨訳
要旨訳: 己の欲せざるところ、人に施すことなかれ。——これが仁の実践だ。
一次資料を開くChinese Text Project ctext.org 論語顏淵篇 primary text。section 2 仲弓問仁の答えに『己所不欲,勿施於人』を...
- 抜粋原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 己の欲せざるところ、人に施すことなかれ
一次資料を開くChinese Text Project ctext.org 論語衛靈公篇 primary text。section 24 'Tsze-kung asked, ...
- 引用原典で確認済み定本確認済み
定本確認済み: 吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知り、六十にして耳順い、七十にして心の欲するところに従って矩を踰えず
一次資料を開くChinese Text Project (ctext.org) 論語為政篇 primary text。section 4 = 2.4 に 'For at fi...